担当理事:運営委員長 下園典子 (参加者:会場34名)

⼤圓寺にて戊⾠の役薩摩藩・佐⼟原藩戦没者慰霊法要を下記の通り執り⾏います。
時節柄、ご多⽤のことと存じますが、ご出席を賜りますよう、ご案内申し上げます。
なお、会場のインターネット環境が不安定のため、今回はオンライン配信を⾏いませんのでご
了承下さい。

日 時 令和5年5月20日(土)11時開始
    墓参りは法要前に、各自にてお済ませください。

場 所 大圓寺 島津家ゆかりのお寺
    杉並区和泉3−52−18
    電話:03−3321−1215
    井の頭線「永福町駅」下⾞ 北東に徒歩8〜10分
    駅北⼝のエスカレーターを降りて左⽅向に進み、交差点を直進

次 第 法要: 読経、焼⾹、慰霊の詞(法要委員⻑)、法話
    奉納: 詩吟、⽇本舞踊
    斎会: 会⻑挨拶、法要委員⻑の卓話、会食

会 費 3,000円(斎会出席者 ⾷事代)

第1部:法要、奉納 (動画 59.31分)

 

大辻導師のご法話
毎年、戊辰の役戦没者慰霊法要が行われることを住職として大変嬉しく 思います 。

大圓寺は、徳川家康公によって赤坂溜池に建立され 、飯野藩保科氏を始め、五井、松井 、坂井 、土方の諸家を檀家と定めました 。 その後、寛永18年江戸の大火で 類焼し、芝の伊皿子村に移転しました 。寛文13年、島津久公の嫡嗣、綱久公が芝高輪の邸にて亡くなられ、大圓寺において茶毘式が行われたことにより、 江戸における島津家の菩提寺となりました。明治時代、薩摩藩の廃仏毀釈により、菩提寺・檀家の関係が解消される中、明治41年に現在の杉並の地に移転をしました。明治41年に始まった移転は大正10年位まで 続き、牛車で墓石を運び、本堂も解体して運んだそうです。

大圓寺35代目住職の大辻導師が言われるには、歴代の住職の中には鹿児島出身の方がおられ、その中でも 特に、曹洞宗の大本山永平寺60世臥雲童龍禅師(1796~1870)は、大圓寺28代目の住職を務められておられるとのことです。本日、脇導師を務められた元麻布の龍澤寺様は、大圓寺と同じく臥雲童龍禅師の法系を受け継ぐお寺様で、この縁で本日の脇導師を務めていただいたとのことです。
(三州倶楽部会報第199号より)

第2部:斎会 (動画 52.10分)